製品情報
メカニカルシール
▼ 蒸気タービンシール
製品名
- ▶GTS
フローティング式のカーボンブッシングのデメリット
多くのプラントにはポンプ、あるいは他の回転機を駆動させるために、小さな蒸気タービンがあります。現在最もよく使用されているシール方式は、フローティング式のカーボンブッシングです。
この方式は機器のコストは低いですが、蒸気エネルギーの損失が多く、コストが高くつきます。また運転コストだけでなく、ブッシングリングの寿命が短く、ベアリングオイルが水と混濁し、メンテナンス費も高くついてしまいます。さらにタービンが運転中に蒸気の大きな雲り生じタービンおよび、その周辺の視界が遮られることがしばしばあり、安全性の問題さえあります。
フローサーブの蒸気タービンシールのメリット
フローサーブの蒸気タービンシールは、新しいガス潤滑式の波状フェース(Weavy Face)技術の採用により、特別に蒸気タービン用に設計したGTS型メカニカルシールを提供します。これらには次のメリットがあります。
- 大きな省エネルギー対策
- タービンのMTBFの改善につながるベアリングオイル汚染の可能性の除去
- プラントの安全性を改善する危険な「蒸気雲」の除去